暫定税率(たぶん)継続?

30年以上も暫定的に倍額に増税されているガソリンの揮発油税のもともとの税率に戻す件について、与党を中心にして延長が必要だと主張している。

暫定税率が廃止され、本来の税額に戻すと道路が作れなくなるから地方は困る、ともいう。
しかし、それは本当か?

良く見かける光景で、人口が少ない田舎に、誰が通るのか、誰が必要としているのか全く分からない高規格道路を建設していることがある。
地形に合わせてカーブしている道路があり、それでも十分なのに、その道路に並行するまっすぐな道路を、山を削り、谷に橋をかけてまで建設していることも多い。そのような道路が作れなくなるというのなら、全く困ることはない。

TVの街頭インタビューで、「ガソリンが安くなったって、通る道がないなら意味がない」と言っている人がいたが、逆だって同じだ。ガソリンが高くて車に乗るのをやめたら、道路を造る意味はない。それに、今ある道路が全部なくなるわけじゃない。

揮発油税が半分になって困るのは、要らない新規道路を建設させ、それでお金を儲けようという人たちくらいだろう。半分になっても、必要な道路にだけ投資すればいいわけで、その他の国民は全然困らない。

日本の道路の舗装率や品質の高さは、おそらく世界トップクラスだろう。必要以上にお金をかけすぎているため。ニューヨークの道路なんて穴ぼこだらけだし、アメリカの田舎の道はただ舗装されているだけのところも多い。でも、それで十分。

ガソリンが安くなったら、皆が無駄使いして環境が悪化すると、取って付けたような理由を言ってる人がいたが、それこそ詭弁だ。たとえ暫定税率が廃止され、本来の税率に戻されたとしても、以前のガソリンよりも高いことには変わらない。それだけ高くなっている。

少なくとも要らない道路や必要以上に高品質な道路、国土交通省関連団体の職員宿舎建設や福利厚生のために倍額の税金を払うことはしたくない。

2 Comments

  1. 必要な税金を払うに吝かではないですが、そもそも田中土建工業の社長が首相になった時に、自分の得意分野での錬金術として議員立法で作った法律なわけで。
    早く安く作れるはずの道路でも、できるだけ完成を長引かせできるだけ予算を取ることに腐心している道路族議員にあげるお小遣いはありませんよ、ほんまに。
    まぁ、”ガソリン値下げ隊”というのも如何なものかと思いますが。

  2. 田舎の国道にトンネルがあって、別に何も不便じゃないのに、交通量も
    多いわけでもないのに、そのトンネルのすぐ隣にもう一本トンネルを通して
    作り直していたところがあります。
    予算が半分なら、たぶんもう一本の余計なトンネルは作らなかったでしょう。

    まっすぐで広い道路なのに、100メートル間隔で信号機があり、かならず
    次の信号で赤になるようなタイミングに意図的にされているところがあります。
    交差する道路の交通量に対して赤の時間が異様に長い。
    渋滞や省エネを考えるなら、赤信号で止まらないで通過できるようにすべき。

    現実がこれなので、予算が必要なんて言ってる国土交通省、道路族議員の
    言ってることは全く信用できないです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です