[本] 星守る犬 作:村上たかし

 「ナマケモノがみていた」という擬人化した動物が登場するギャグ漫画で知られる村上たかしが描いた、初めてのストーリー漫画。
事前の評判では「泣ける」と聞いたが、読んでみると予想以上に泣ける。
ハッピーエンドともいえず、泣くほど悲劇の結末とも言えないが、切ない涙系のお話。

「『村上たかし』って、ギャグ的にはあまりレベルが高くない漫画家じゃなかったかなぁ。人を泣かせるようなストーリー漫画描けるのか?」と思ったが、実際はこっちのほうが向いてるんじゃないかと思った。
予想外の反響のため、今年の10月には続編が掲載されるらしいが、このまま完全終了してもいいと思う。

 公にされているストーリーのさわり:野原で朽ち果てた車の中から、一人の遺体と一匹の犬の死体が見つかった。人間のほうは死後一年ほどだが、犬のほうは死後三カ月ほどと思われた。

SFっぽくも思えるかもしれないタイトルだが、SFではなく普通の現代社会を舞台にした、従順な犬と普通の「おとうさん」のお話。 現代版「フランダースの犬」という感じだろうか。フランダースの犬とは話は違うが、系統は近い。フランダースの犬を読んで泣ける人は、この漫画でも泣けると思う。 
犬に関しては、よく犬を知ってる人が描いたと思えた。

 ジュンク堂那覇店では、8月13日現在は、新刊の話題の書として,エスカレーター降り口のところの壁本棚に置かれている(わかりにくい)。
ジュンク堂って本検索がいい加減で在庫確認にしか使えない。どこに置いてあるのか見つけきれず、ジュンク堂のコミックコーナーを探し回ってもだめで、店員に聞いて持ってきてもらった。
最初は「村上たかし」ということもあって、あまり好きじゃなかったこともあり、立ち読みして確認してからと思ったが、レジのところまで店員が持ってきちゃったのでそのまま購入。でも外れナイヨ。

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