25年後のサザエさん

原作者の長谷川町子は、アニメ版には不満だったという。「アニメのサザエさんは私のサザエさんとは別物です」というようなことを生前に言っていたようだ。

さて、そのアニメ版を超えたレベルで長谷川町子が怒りそうなのが、大人グリコの25年後のサザエさん登場人物の話。

キャスティングに関してはノーコメント。少なくとも長谷川町子が生きていたら怒ってたのは間違いないかも。

花沢さんが原作に登場したかはわからないけど、たぶんカツオは花沢さんと結婚して、花沢さんちの不動産屋に勤めているはず。
アニメではそうなるような伏線がいくつも張られていた。将来を匂わす伏線はサザエさんでは珍しい。

3歳とは思えない良い子だったタラオが移動式屋台でタコ焼きを売って暮らしていて、わがままなイクラがIT関連企業のネット会社「イクラネット」の社長というのは、ちと無理がある。
いまどきIT関連とか言ってる時代でもないし。
まぁ、ワンマンなわがままな社長というのはどこにでもいるので、あり得なくはないか。

ちなみに原作ではイクラは女の子。父親のノリスケが女の子の「ナミエ」という名前を付けようとした過去がある。
ただ、イクラという名前はアニメで付けられたようであり、アニメの中では男の子として扱われることも。
しかし、サザエさんの登場人物では男子の名前は男子らしい名前である「○○オ」「○○スケ」「○○平」「じんろく」というのが定番で、「イクラ」という名前はほぼ女の子として付けられた可能性が高い。
最初につけた人は女の子であるとわかってはいたものの、後から勘違いした脚本家が間違って男の子として
作っちゃったのだろう。キャラ的にショートヘア(赤ん坊なので当然だ)だから男の子と誤解された?
よって、大人になったイクラちゃんが小栗旬というのは根本的に間違ってやしないか。

ちなみに原作では、タラオは昭和21年生まれで3才。すると、イクラは1~2才なので、昭和22年くらい。今の年齢は、それぞれ60才を超えている。
アニメ放送40周年を基準としても、40代。

都市伝説版サザエさんの、最後に海に帰っていくというストーリーのほうがよっぽど出来がいいと思った。
よく長谷川町子美術館も、設定のみとはいえ、使用を認めたなぁ。

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