漁師と原油と店頭のお魚とお米

一時は150ドル突破とも思われた原油バブルも崩壊の兆しなのか、急激な暴落が連日続いてとうとう120ドルを切りそうになっている今日この頃、政府は漁船への燃料費補助を決めたらしい。

ところが、漁業以外の業界からは批判噴出、だそうである。「原油高で苦しんでいるのは漁業だけじゃない」ということ。ごもっとも。

しかし、漁師の皆さんが「燃料費が3倍になってるのに魚が安くなっている」という主張を聞いて、すごく不思議に思った。だって、スーパーに行って魚を買おうとすると、明らかに高くなっていたから。

マグロの赤身が、100gあたり500円を突破している。高級牛肉並だ。手ごろなマグロがあっても、近海ものの以前はあまり見かけなかった不人気のマグロだったり、マグロの代用としてカツオやアカマンボウが刺身用に並べられていたりする。他の魚も高いような気がする。

はて、店頭の高く売られている魚の値段、その差額が漁師の皆さんの燃料費に回っていないとしたら、どこに行っているのだろう?

燃料費を税金で補填をするのでは問題解決になっていない。全部補填するのは不可能だし、他の業界への不公平感も生まれる。漁業の場合、途中の仲買の段階で値上がりした魚の売り上げが吸収されてしまっているのではないか、とも思える。
このような構造的な問題を解決する方が先だと思う。消費者は高くなった魚を買っているのだから。

さて、日本の食糧危機の問題。本当は皆が米をもっと食べればいいのだが、実際には日本の米は減反のせいで日本国民が食べていくだけの量には足りないのが現実らしい。
ではなぜ減反減反と今でも政府が強制しているのかというと、アメリカから穀物を買うためだ。

日本を占領したアメリカが、大量に余った小麦を日本に売りつけるため、小麦系の食糧をあまり食べなかった日本人を米食から無理矢理に転換させた。そして減り続ける米の需要のため、減反を今でも続けているわけだ。

食糧という安全保障の観点から言えば、日本政府はもっと「米を食べよう」という政策をすすめ、減反をやめる必要がある。学校給食からパンを大幅に減らしてご飯にするべき。
と、自分の家から実践しようとしたら、嫁の方が「パンがいい」と言って聞かなかった。もうだめかも、日本人。

3 Comments

  1. そう急がないほうがいいですよ > 嫁の方が「パンがいい」と言って聞かなかった。もうだめかも、日本人。

    少しずつ情報を与え、お米の方がすばらしいことを
    わかってもらう、地道な働きかけを続けてください。

  2. まぁ南蛮帝国は着々と日本侵略を図っているわけで…(^^;;

  3. 日本侵略というより、たかられてるだけにも見えたり。
    日本にも少し配慮したように見えた竹島の「主権未確定」を、
    結局「韓国領」にしちゃったらしいです。
    侵略されてたり植民地だったなら、他国による領土切り取りには
    黙っていないはずだったんですが。
    拉致問題もしかり。
    金だけ取って、危機には助けてくれなさそう。
    とっととアメリカの嘘っぽい庇護の下から抜け出した方がいいのかも。

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