広島の日、長崎の日

広島、長崎とも、沖縄と同じく民間人が多く犠牲になった地方。
沖縄の場合、もともと人口の少ない小さな島が丸ごと戦場になったということもあって、ヨーロッパなんかとは違って、逃げていく場所なんかない。銃弾飛び交う最前戦で老人子供女性を含む民間人が逃げ惑う悲劇の地であったわけで、住民の三分の一が命を落とすという地獄だったけれども、逆に人口の多かった広島や長崎も、老若男女問わず、大勢の人が殺された地獄だったわけで。

同時多発テロで4千人ほどが犠牲となったアメリカでは、「対テロ戦争」という長い終わりの見えない戦いを始めてしまった。
アメリカではテロリストは悪魔のような扱いだけれども、考えてみたらアメリカもテロをやってる。
いや、アメリカの敵No.1のビンラディンを訓練したのがアメリカだってことは別にして。

戦争ってのは基本的に敵国の軍と戦うもの。
攻撃対象はあくまで軍の兵や軍の施設。
民間人を攻撃して殺傷するのは戦争とは言わない。まぁ沖縄ではそれが発生したけれども、それは基本的に沖縄が戦場になったからだと言えるけれど、きれいな戦争(っていうのがあるのかは知らないが)ならば民間人は犠牲にしてはならない。

戦争に対して、テロは、政治的目標を達成するために無差別に暴力行為を働くことだ。相手が軍だとは限らない。相手は、捕鯨船であったり、銀行であったり、学校であったりすることもある。

さて、65年前の今頃、B29が日本に飛んできて、東京を焼け野原にし、広島と長崎を一瞬で灰にした暴力行為は、戦争であったか?
ソ連が来る前に日本を降伏させる(かつソ連に脅威を示す)ためという政治的目標を達成するために、数十万人以上の民間人を殺傷するテロ攻撃で合ったのではないか。

私は民間地域を絨毯爆撃し、核攻撃した行為はテロリズムであったと思っているけれど、こういうところを日本は
ちゃんと歴史教科書で教えていくべきだよな、と思う。

人類史上、最も多くの犠牲者をだしたテロ行為は、65年前のアメリカによる核攻撃であった。ギネスに、史上最大の死傷者を出したテロは、テロを憎んでいるというアメリカによって行われたと掲載して欲しいとも思う。

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