REGZAとVARDIA

 先週デオデオで格安なのを購入したREGZAとVARDIAが届いた。両方とも新製品が出た影響で価格が下がったところを購入したが、数年この手の製品を買ってないので、旧製品でも新鮮味がある。

 REGZA H3000はHDD内蔵の録画機能付きテレビである。このテレビの気にいったところは「いますぐニュース」という機能。いつでも一番新しいニュースが見れる(まぁ、スカパーをみれば繰り返しニュースは放送されてはいるが)。
 H3000のほうは120Hz対応ではないが、まぁ気にならない。地アナを見ても、そんなに悪くは感じない。画面にガブリ寄ってみるわけではないし、近視だから。H3000は満足。

 問題だったのがVARIDIA RD-S300のほう。著作権保護機能が強すぎて、デジタル放送はほとんど役に立たない。
 まずやろうとしたのが、録画した番組をDVD-RAM(CPRM対応)にムーブし、PCで再生&変換するというものだった。しかし、
PCではムーブどころか再生もできなかった。録画した機器(S300)でしか再生できないということか。
 旧機器ではWOWOWのCSIを録画し、PCに移動して3GP2に変換し、いつも持ち歩いて出先で見ていた。しかしPCへの移動ができないということから、全く不可能になってしまった。不便この上ない。

 解決策として、REGZA H3000のデジタル放送録画用出力からVARIDIA RD-S300のアナログ録画用コンポジット入力に接続し、RD連動機能で録画するという方法。このときに間に画像をきれいにしてくれる装置を挟んだ。
 最初、スカパー&WOWOWを契約しているB-CASカードはVARDIAに接続して使う予定だったが、VARDIA(に限らず、最近のデジタル録画機器はほとんど)の著作権保護機構が強すぎるために、ほとんど使えないに等しい状態のため、急きょREGZAのほうに挿して使うことにした。VARDIAの録画はアナログで使うことにする。
 一見して、せっかくのデジタル録画機なのにアナログで録画することがメインになるのはバカバカしいように感じるが、デジタルで録画すると、VARDIAで再生して消す以外に何もできないのは致命的な欠陥だ。これは、録画機能付きテレビH3000で録画するのと変わらない。バカバカしいのはユーザの用途を大幅に殺してしまっている著作権保護機能だ。
 VARDIAはDLNAサーバ機能を持っている。DLNAクライアント機能がある機器で、VARDIA内の録画番組を再生できる機能だ。
 この機能を使う場合、ぶっちゃけ、デジタル放送はほとんどがコピー禁止フラグが立っているため、全部使えないと考えたほうがいい。つまり、この便利なDLNA機能を使うにはアナログで録画するほかない。
 アナログ機器からデジタル機器に一気に変えた結果、いままでできたことを100とすると、できなくなったことが80で、できるようになったことが20くらい。差し引き40くらいに不便になった。

 総務省は地デジでゴーストが無くなってハイビジョンできれいと宣伝する前に、こんなに不便になりますよ、ということもちゃんと国民に通知すべき。画像がきれいになること以上に失った物が大きすぎる。
 次世代DVDの規格争いで、BD対HD DVDという構図がある。今優勢なのはBDだが、よく考えてみよう。「本当にBDで大丈夫?」
 現在の酷い著作権保護機能がない場合、例えば大晦日の紅白を録画したとしても、50GBのBD-R2枚に記録することはできる。しかし、実際には著作権保護機能が過剰なので、編集できない。

 紅白の番組はハイビジョンで、おそらく70GBは超えるかもしれないが、これを現在のBDには入らない(規格外の互換性のない方式なら可能性としてはある)。
 もちろんHD DVDでも状況は同じで、要するに過剰な著作権保護機能のせいでデジタルコンテンツが殺されているという現状を打開する必要があるということだ。このままでは次世代DVDは「すでに終わっている」状態だ。

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